久佳乃Blog

声について想う

ハイブリッドな新しい自分に出会おう

ガラパゴス諸島には
リクイグアナとウミイグアナが生息しているそうです。

リクイグアナは陸で生活をし、海には入りません。
ウミイグアナは海辺で生活をし、海の中を泳ぎます。

ウミイグアナは見た目がちょっとグロテスクです。
自由自在に海の中を泳ぎながら
岩に生える海草を食べます。
海草を食べるときは波に流されないよう
爪でしっかりと岩にしがみつきながら食べます。
お腹いっぱい食べたら、また陸に上がり、のんびり日光浴をします。

リクイグアナの主食は砂漠のような地に生えるサボテンで
爪を持たないリクイグアナは木にも登れず、
サボテンが何かしらの理由で落ちてきたものを
(朽ちて落ちたものや、鳥が食べた後に落ちたものなど)
食べるしかないそうです。
だから、リクイグアナはその日の大半を
サボテンの下で過ごします。
そうして、じっとサボテンが落ちてくるのを待っているのです。

たまに落ちてくると、久しぶりのご馳走だということで
待ち構えていたリクイグアナたちの争奪戦になります。
自然といちばん大きくて強いリクイグアナのオスの周りには
ハーレムができます。
サボテンの木の下にじっとしている大きなオスを
小さなメスが囲んでいる光景はとてもユーモラスです。

そこに少し前から、ハイブリッドイグアナが出現したそうです。
ウミイグアナの進化形か?それとも
リクイグアナとウミイグアナのハーフか?ともいわれているそうですが、
生息地は陸でリクイグアナと同じサボテンを食べます。

ハイブリッドイグアナは、ウミイグアナのように爪を持っているので
リクイグアナの羨望の眼差し(勝手に想像)をよそに
すいすいとサボテンの幹を登っては
ジューシーで新鮮な(これまた勝手に想像)サボテンをほおばっています。
お腹いっぱい食べた後は、またサボテンから地に下りて
のんびりと過ごしています。
強いオスにはメスがたかる(笑)、ということで
ハイブリッドイグアナの周りにはこれまたメスがハーレムを作ります。

どの時代も、たくましく環境に順応していける生物は
生き残っていくものですね。

これを見て、私もハイブリッドな自分になろう!と思いました(笑)
自分を表現しようとすればするほど
いろいろなものを受け入れずしてそれはかなえられないことに気づかされます。
常に変化に対応していってこそ、ハイブリッドで新しい自分に出会えるのです。

ある日一匹のウミイグアナが
今日もお腹いっぱい海で海草を食べた後、
日向ぼっこも少し飽きてきたなぁ、と
ちょっぴり遠出をしてみようと思い立ちました。

普段は訪れたこともない砂漠の地。
海はもう見えないところまで来てしまって
ちょっぴり不安になりかけたころ、
見たこともないような白肌のリクイグアナに出会い
一目惚れしてしまいました。

ウミイグアナがそこに呆然と立ち尽くしていると
相手のリクイグアナがウミイグアナに気づきました。
リクイグアナは自分にはない爪とトサカを持ったウミイグアナを見て、
かっくいーっ!とこれまた一目惚れしてしまいました。

ふたり(二匹)は恋に落ち、かわいい赤ちゃんができました。
見ればその赤ちゃんにはリクイグアナにはない爪が生えていて
ウミイグアナにはない色白の肌を持っていました。
ふたり(二匹)は、まぁ、なんて素晴らしい子でしょう。
私たちのいいところを全部持ち合わせているわ、と喜びました。

ちゃん、ちゃん♪

勇気を出して、受け入れてみる。
勇気を出して、自分を変えてみる。
さすれば、新しいハイブリッドな自分に出会える。

自然はいろいろなことを教えてくれますね。

2008.06.06 | 声について想う


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