あえて制限を持つ
今、ラブソングを作っています。
1曲は星の王子さまを思って。
もう1曲は結婚する二人のためのワルツです。
どちらも5分以内という制限があります。
初めは作ったばかりのデモが5分を越えていて
この楽曲はこの長さがベストなのに・・・などと思っていましたが
この「5分以内に」という制限が意外な効果をもたらせてくれています。
制限するという言葉は
一見マイナスの言葉のように感じますが、
あえて制限をすることで表現に幅が出るということを学びました。
たとえば、真っ白なキャンパスに絵を描くとします。
「どうぞ、どんな色でもいいよ。
好きな色を使って、どんなものでもいいから描いてみて」
と言われるのと
「そうだね、自分の好きな花を描こうか。
色はあえて赤、青、黄色だけを使って描いてみようか」
と言われるのとでは、随分と受ける感じが違います。
だから、今回はあえて自分の中で
「5分以内のラブソングを作ってみよう」と制限を設けました。
すると、不思議です。
制限は拘束されるもの、束縛されるもの、という感覚から
「ここからここまでの間だったら、どんなことをしてもいいよ」という
自由な感覚を味わうことができたのです。
どうにか5分以内に収めなくては、という抑えられた気持ちから
5分という時間枠の中でどのようにドラマを起こそうか、という
ワクワクした気持ちに変ってくるのです。
自分がここに何かを起こすんだ、という強い気持ちです。
制限されることで、今までになかった知恵がついていく、
といった感じです。
考えてみれば、一日は24時間と決まっているように
私たちに与えられた一日の時間にも制限があります。
個人差はあるにしても、私たちの人生という時間にも制限があると思えば、
その中で、どのように生きるか、
どのように今日という一日を過ごすかは
私たちの自由なんですよね。
大事なのは、やっぱり、意識することなのかな、
と思います。
今回はあえて「自分に制限を与えること」を意識することで
いい学びになりました。
2008.09.20 | 音楽のある生活
