久佳乃Blog

ヴォイストレーニング、まずは能動的な一歩、踏み出してみなはれっ

新年明けましてと明ける前から
体験レッスンのお申し込みがぽつぽつと入ってきております。
やはり昨年やってみたかったけどなかなか踏み出せなかった、
スタートできなかった、と心残りに思われていた方や
よっし、年が明けたし、いよいよやりたかったことをやってみよう!
と足を踏み出された方がご連絡くださっているのではないかな
と想像しております。

皆さんもご存知のとおり(ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが)
当教室は夫婦二人だけでやっております小さな音楽教室でございます。

個人の時間と空間を大切にしていただくために
完全予約制、マンツーマンのプライベートレッスンに
限らせていただいております。

またこの「たのしい音楽教室」も今年の春でまる8年を迎えることとなり、
私たち夫婦の音楽への想いもより高まってきたこともあって
レッスン数を以前よりも少し抑え、個人の音楽活動にその分の時間と
エネルギーを注がせていただくことを昨年度から始めさせていただいております。
(私たちの音楽発表についてはiTunesより世界に発信させていただいております)

ですから、どんなにがんばっても物理的作用といいますか
一日にご指導させていただける時間も自然と限られてきます。

すでにこちらに通われている皆さんはご承知いただいておりますが
急なレッスンのご予約はなかなかお受けすることが難しい状況です。
遅くとも一週間前から、土日祝日をご希望の際は尚更に
二週間前ほど前からご予約いただくのが安心です。
(時々、急なご予約でもすっぽりと自然と入られる方もいらっしゃって
 それはもうこの方はツイていらっしゃるなぁと感心させていただいております)

そこでわたしが背中を押させていただきたいと思うのは、
以前から気になっていた、やってみたいけどどうしよう...と
少しでも迷われている方は、頭で考えるよりも行動で
とにかく体験レッスンに足を運ぶ準備、ご予約をしていただくことに
勇気を使っていただきたいということです。

といいますのは、ある日ある方から尋ねられました。
「音楽教室を始めて、もう8年目になるんだぁ、おめでとう!
 それで、今まで通算何人の人のレッスンをしてきたことになるの?」

そのようなことを質問されたことがなかったわたしは
なるほど面白い質問だなと思って概算を出したところ、
以前学校で受け持たせていただいたクラスもあわせて
およそ1000人くらいになるということを初めて知りました。

たかが1000人、されど1000人。
一人で1000人の方の声の出し方、身体の動き、心の動きなどを
このおよそ8年間、じっくりと観察させていただいてきたということなのです。

ついこの間も、この教室をご卒業されて約4年が経ったOBの方と
ご一緒させていただいたときの会話ですが、わたしが
「今でもお母さまは書道の先生を元気にされていらっしゃるのですか?」
「○○さんのご実家近くに有名なお寺がありますよね。わたし、そこへ
 前から行ってみたいのですが、まだ行けていないのですよ」
「○○さん、タップダンスを始められたのでしたよね?それでどうですか?
 楽しんでますか?」
「あ、そういえばお姉さまは東京がお住まいでしたよね。お元気でいらっしゃいますか?」
などと他にもいろいろなことを世間話のつもりで投げかけますと、
その方はかなり驚かれてこう仰るのです。
「よく覚えていらっしゃいますね〜」
ちょっと引き気味に驚いていらっしゃったので、
自分がストーカーにでもなったような気分になるのが面白かったです^^;

何が言いたいのかと申しますと、わたしはそれはもう夢中で
レッスン中、皆さんを観察させていただいているのです。
これを恋愛に例えるなら、熱烈な片思いと言ってもいいほど 笑
観察させていただいている中、わたし自身が非常に勉強させていただいています。
そうした中で、ひとつの法則をいくつも見出してしていくわけです。

そのいくつかのうちのひとつの法則に、
何か物事を始めるときの理想の姿勢はやはり
能動的な姿勢だということがはっきりしています。

人は「嫌だなぁ」とか、あまり気乗りしないことには
消極的な態度、つまり受動的な姿勢をとります。
それが逆に「これ、楽しそうだなぁ」「やりたいなぁ」と
気が乗ってくること、ワクワク、ドキドキすることには
積極的な態度、つまり能動的な姿勢をとります。

自分が普段何に対して受動的な姿勢をとっているのか、
能動的な姿勢をとっているのかを観察してみるのも
何かを決めるときにとてもいいバロメーターになるかと思いますが
それよりもわたしが注目したいのは、自分側から始めることの他に
相手側から始めてみるという逆のパターンにこれをうまく利用するということです。

ちょっとわかりにくくなったかと思いますので説明させていただきますと
つまり、ちょっと嫌なこと、ちょっと気乗りしないこと、
例えば何かを克服したいとか、今年こそは実現させたいけど不安だなぁ
というようなことでも、姿勢から入ってしまうということです。
能動的な姿勢を「型」として構えることを意識しながら始めてみるということです。

すると不思議、ほんとうに自然と何事もうまくいきます。
嫌だなぁ、気乗りしないなぁ、といって逃げ腰になっている状態が
心にも身体にも、もちろん声にもいちばん良くないのです。
嫌だなぁ、気乗りしないなぁ、という心の声が聴こえたときは
身体から、そう、姿勢から物理的な作用を起こしてみることです。

これこそが今まで乗り越えられなかったものを乗り越えられるようになる力です。
ぜひ、いろいろな場面で試してみてください♪

まずは、第一歩。
同じ一歩を踏み出すなら、能動的な一歩をお勧めいたします。

今日も皆さんの幸せな生活を願っております^_^

2012.01.06 | 声について想う

2012年、明けましておめでとうございます!〜箱根駅伝を観ながら

さて、今年も"音楽のある生活"の新しい時間が流れ始めました。
皆さんはこのお正月をどのようにお過ごしでしょうか?

わたしは昨夜、実家のある信州から戻ってまいりました。
信州上伊那の夜は零下6度まで温度が下がり、
よくもこんな寒い土地で生まれ育ったものだと思うと
お腹の底から得体の知れない笑いが込み上げてきます。

わたしの身体はすっかり関西の土地や風、水に慣れたのでしょうか、
信州の花鳥風月、すべてが凍てつくような自然の厳しさを教えてくれます。
また、これも自然の恵みと、毎日の温泉沐浴が冷えた身体を温め、ほぐし
癒してくれる有り難さも感じました。
満天の夜空からは宇宙の神秘と、幼い頃にあった野生性が
また呼び戻されたような気がして嬉しい気持ちにもなりました。

今は住み慣れた土地に戻り、ぬくぬくと温かい部屋の中で
箱根駅伝のクライマックスを観ています。
これが最後になる四年生のランナーたちの表情を見てはもらい泣き、
粘り強く優勝を夢見て一年間走り続けてきたそれぞれのチームワークに
新年の決意を新たにさせられます。

素晴らしい若いランナーたちの走りに触れて、
さてわたしは2012年をどう過ごしましょうかと。

漠然とした思いはあるのですが、やっと落ち着いたお正月を迎えられた今、
これからじっくりと今年一年をどう過ごすか、どう過ごしたいかを
具体的な行動に移せるよう考えたいと思います。

皆さんは2012年をいかがお過ごしになりますでしょうか。
それぞれが楽しみですね。

それでは、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます(^_^)


2012.01.03 | 音楽のある生活

みんなの声をありがとう '2011ー2012

さあ、2011年も残すところあと数時間となりました。
わたしは今、信州の実家で家族と食卓を囲み
紅白歌合戦を目を細めて楽しむ両親の隣でこの文章を綴っています。

皆さんのおかげで『たのしい音楽教室』もこの一年、
その名のとおり、たのしく、やってこられました。
現在通われていらっしゃる皆さんからも、ご卒業されていかれた皆さんからも
ほんとうにたくさんの気づきや感動をいただきました。

私たちは3月11日に大きな悲しい出来事に遭いました。
今までどおり、たのしく、やっていっていいのだろうか?
あのとき、私たちはみんな、ひとりひとりがそう自分に問いかけ
しばらく立ち止まったのではないかと思います。

でも、こうして、たのしく、やってこられました。
やっぱり、たのしく、生きていこうと思いました。

たのしい、には実は深い意味があることをみんなが気づきました。
私たち人間にはたのしむことができる才能があるからです。

何をすればいちばん大切な人が笑ってくれるのか?
何がいちばん人を幸せにするのか?

人を笑顔にするには、まずは自分が心から笑顔になること
それにもう一度深く気づかされましたね。
人生を心から楽しむには、一度深いところへと潜っていくことが
必要なのでしょう。

年末最後の作業に、今年11月にも開かれた毎年恒例の発表会ライブに
出演された皆さんからの声(生徒さんの声『発表会ライブに出演してみて
をアップしながらおひとりおひとりの歌う姿を思い出していました。
皆さんおひとりおひとりの心意気から
あらためて人が生きる姿勢を学ばせていただきました。

皆さんの歌う姿を見て、だれもが口を揃えておっしゃいました。
「みんなひとりひとりが
 何か目的を持ちながら挑戦し続けているんですね」

あ、今ちょうど徳永英明さんが中島みゆきさんの『時代」を歌っています。
わたしも先日、とあるコンサートでこの歌を歌わせていただきました。
こういうときだからこそ、聴きたい、歌いたい歌があります。
こういうときだからこそ、聴きたい言葉、語り合いたい気持ちがあるように。

2012年はもっと、私たちの間で心が通い合う、会話が生まれるといいなと
思います。
親子間で、兄弟間で、おじいちゃんやおばあちゃん、友達と学校や課外で、
スポーツや文化の部活動やサークルで、アルバイト仲間や趣味仲間で、
インターネットの中ででもいい、みんなの会話が進むといいなと思います。
普段ちょっと話せない話題にも挑戦してみたり、
人生について、自分の思いについて、もっと真剣に、もっと深く話せると
いいなと思います。
きっと、たのしいと思います。

わたしも、2012年も、もっともっと皆さんと心を分かち合って
会話して、たのしく過ごしたいなと思います。

どうぞ良いお年を。
そして、2012年も皆さんにとって素敵な年になりますように。

皆さんのご健康とご多幸を祈念して
静かな日の出を大切な皆さんと待ちわびたいと思います。

亘理久佳乃
2011,12,31

2011.12.31 | 日常

2011年"発表会ライブ"間もなくすぐ

いやぁ、ご無沙汰しておりました(^_^)
お久しぶりです。

今年もやってまいりました秋の恒例企画、
たのしい音楽教室の発表会ライブ in 雲州堂が
来る11月12日(土曜日)にございます。

パフォーマンスされる皆さんのモチベーションも年々高くなってきて、
ここ数年はいつもこの発表会ライブが終わるたびに
よりたくさんの方々に一般公開してご覧になっていただいたら良かったなぁ...
と惜しく思うほど、温かい、素敵なイベントになっております。

そこで急なご案内ではございますが
今年の発表会ライブを一般公開させていただきたいと思います。

日頃、たのしい音楽教室にご興味をお持ちの方や
たまたま目にしてどんなものだろう?と関心を持っていただいた方など
こちらのブログをご覧になって、ぜひ遊びに来てみたい!という方は
どうぞ、ぶらり散歩感覚でお越しくださいませ。

素通りでも、通りすがりでも
きっと、普段出会えない空間に迷い込めると思いますよ(笑)

以下は「たのしい音楽教室発表会ライブ」の概要です。

11月12日(土『5th たのしい音楽教室 発表会ライブ&ランチパーティー』

11時スタート 〜午前の部〜

12時半頃から 〜ランチタイム〜 

13時半頃から 〜午後の部〜

15時半クローズ 予定

★ゲストライブ、主催者Hikari Watariの演奏もあります。

(一般公開で見える皆様にはランチ、ドリンクはご用意しておりませんので
オーダーされる際は直接、雲州堂さんにご注文、お支払いくださいませ)

さあ、今年もたのしい発表会ライブにいたしましょう!
どうぞよろしくお願いいたします♪

2011.10.31 | 音楽のある生活

ヴォイストレーニングで自己信頼感を高めよう

お久しぶりです。
随分とブログを更新していないな......と思っておりましたら
もうすぐ二ヶ月近くが経つところでした^^;

後でご紹介させていただきますが、
わたしが参加するユニット、Hikari Watariのブログを
このたびスタートさせていただきました。
こちらもよろしければ、ご一覧くださいませ。
後ほどご案内させていただきます。

さて、今日は「ヴォイストレーニングで自己信頼感を高めよう」
というタイトルでお話をさせていただこうと思います。

「自己信頼感」というのは、いろいろな文献を見て、
とりあえず今、わたしが名前をつけさせていただいている言葉です。
語源は「セルフ•エフィカシー(Self-Efficacy)」から来ております。

わたしがこの言葉、セルフ•エフィカシーに出会ったのは
苫米地英人氏の著書が最初でした。
この言葉を知ったとき、パフォーマンスが高い、低いを決めるのは
このセルフ•エフィカシーにあるのでは、
という強い手応えのようなものを感じました。

セルフ•エフィカシーが高ければ、パフォーマンスは高まり
セルフ•エフィカシーが低ければ、パフォーマンスも低くなる。

これを先ほどの言葉に替えさせていただけば

自己信頼感が強ければ、パフォーマンス力は強くなり
自己信頼感が弱ければ、パフォーマンス力は弱まる。

みなさんが日々出会う他者とのコミュニケーションや
社内でのスピーチや会議、面接などでの自己PRから芸術表現活動い至るまで
様々な場面で、人を惹きつける能力はあってけして邪魔になるものではありません。
むしろ、これは強い魅力、武器ともいえるものになってきます。

何よりも強く、自分自身との信頼感を高めること。
そうすることで、自分自身を取りまく社会、世界、
そして個(相手)への信頼感も強くなります。

なぜ、ヴォイストレーニングなのか?
ヴォイストレーニングばかりが、自己信頼感を強める手段ではないと思います。
ですがわたしの場合は、この七年間、ヴォイストレーニグを通して
私たちみんなが生来持っている潜在能力(もうじゅうぶんにできるという能力)を
どうやって自然に発揮できるかについて
24時間、皆さんと一緒に考えてまいりました。
だから、わかるのです。
ヴォイストレーニングで自己信頼感は強まります。

そもそもヴォイストレーニングは、だれのためにあるトレーニングなのか?
それは、だれのためでもない、自分のためにあるトレーニングです。

では、なぜ、自分のためにトレーニングをする必要があるのか?
それは、いつか、つながりたい、だれかのために
自分と強くつながっておく必要があるからです。

わたしはほんとうに、毎日のように気づかされています。
私たち人間は、自分のためだけに力を発揮するよりも
だれかのために力を発揮するほうが、より大きな力を携えるのです。
とても不思議なほどに強く。

そして、自分のためになることをする、ということは、
いつかだれかのためになることをする、ということと同じことだということ。

これは特に、今の私たちの住む日本、そして世界において
とても大切な考え方、理想だと思っています。
理想があれば掲げたほうがいい、というのがわたしの持論です。
理想があれば、ですよ。
無理をしなくてもいいのです。
自分で掲げた理想があれば、で。
だれかの理想でなくていいのです。

そう、無理をせず、自己信頼感を高めてゆく。
焦りは禁物、という昔からの言葉がありますが
この言葉はほんとうに、面白いように当たっています。
焦るとヴォイストレーニングでは、ほんとうにうまくいかない。
きっとなにかを極めた方ならば、みんな知っているはずです。

とにかく、わたしは皆さんに知っていただきたいのです。
自己信頼感が高まると、あなたのパフォーマンス力は高まりますよ、ということ。
がんばって高めるのではなく、もともと持って生まれた力、潜在能力を
そのまま自然に溢れさせてあげるのです。
そうすると、あなたを取りまく世界はもっと明るくなりますよ。
もっと、たくさんの人と出会うようになって、つながるようになりますよ。

声を出すこと、自分を解放することが怖かったわたしです。
少しずつの勇気、愛、未来につながる人たちへの願望が
背中を押してくれました。
これからも、自分のために、そしてそれが、いつか、だれかのためになる
そんな歌をこれからも皆さんとご一緒に歌っていきたいと思います。

今日もながーい文章を読んでくださり、ありがとうございました♪


さて、ご案内です。
私たち、Hikari Watariのブログ、Hikari's blogがスタートいたしました。

まだわたしの中で、二つのブログを同時進行していくことに
どのような未来があるのか想像できておりませんが、とりあえず
こちらのサイト(Happyヴォイストレーニング)でのブログでは
ヴォイストレーニングにまつわる声、身体、心、そして歌といった
自己表現について関わりの強い記事を今後も書かせていただきたいと思います。

Hikari's blogでは、もっとざっくばらんな(いつもそんな感じですが)
日常に近い記事にしたいと思っております。
Hikari Watariの音楽を聴いてくださっている日本の皆さんはもとより
海外のリスナーの皆さんにも伝わるブログに成長していければと思っております。
(ここで毎週の英会話のレッスンが活かせるか!?いや、活かさねば!!)

なんかいつも欲ばりをしまして、幹が大きくなるばかりで
なかなか皆さんにわかりやすく情報をお届けできていないような気がいたしますが
いつかまあるく統合できるように、成長してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

Hikari Watari

Hikari Watari

HIKARI WATARI

HIKARI WATARI

2011.08.17 | 声について想う

「ヴォイストレーニング」と「歌う」こととの違い

わたしがヴォイストレーナーとして
こんなに長く、こんなにもたくさんの方と
ご縁が持てるようになるとは思ってもみませんでした。

正直に言いまして、自分が生徒として
ヴォイストレーニングを受講していた時代は
わたし自身、ヴォイストレーニングの本当の目的がわかっていないまま
とにかくがんばって声を出していたように思います。

たとえば、あの頃しゃかりきになって練習していた歌があります。
(そう、歌っていたというより、運動のように練習していたという
表現がぴったりきます)
それは、セリーヌ•ディオンの『My Heart Will Go On』。
歌えればカッコいいなぁ、という感じで
特に最後の盛り上がりのところのkeyを毎日のように
がんばって声を張り上げていました。
今日は出るか、今日は出せるか......
まるでハイジャンプの選手のようですよね(苦笑)
 
歌うことにしても、ヴォイストレーニングをするにしても
目的がわからないまま、がんばって声を出すのですから
これはもう......^^;
ご想像していただけると思います。

今歌う『My Heart Will Go On』は
まるで楽に歌えるのですから、どれだけ自分が変わったかは
自分自身の身体がいちばんよくわかっています。

目的がわからないままトレーニングすることと
目的をしっかりとわかっていてのトレーニングでは
それはもう天と地ほどの差があるわけです。
歌うことについても、それは同様です。

まず、なんのためにヴォイストレーニングをするのか?
またはする必要があるのか?

なんのために歌うのか?
または歌う必要があるのか?

これについてはできるだけ明確に
答えられるといいと思います。
いえ、先ほども言いましたが
当時のわたしには答えられませんでしたから
偉そうなことを言っているわけではありません。
今になってやっと、答えられるようになったのですから。

皆さんお一人お一人が、どのような言葉に
またはイメージにぴんとくるのかが重要です。

ただわたしはいつも、これからヴォイストレーニングや
ヴォーカルレッスンを始められる方に
「ヴォイストレーニングと歌うこととは全くの別物ですよ」
とお伝えしています。

これはよく出会ってきた光景ですし
先ほどのように自分自身思い当たるところがあることですが、
まるでヴォイストレーニングをしているように歌っている人の光景であったり
歌とヴォイストレーニングとの違いがわからず
けっきょく何も変われない、気がつけない状況の中にいる人の光景であったりします。

それを見て、とても勿体ないなぁ(>_<)と感じます。
違いがわかりさえすれば、もともと持っている
その方のポテンシャル(潜在能力)が一気に花開くというのに。

わたしなりに努力してお伝えはするのですが、
どう違うのかは自分自身の身体と心で知るほかにありません。

それでも少しでも早く、少しでもはっきりと
この違いを知ってほしい!という欲張りなわたしは
毎回、毎回のレッスンで自分なりの言葉、語彙、表現力を駆使して
伝えようとしてきました。

そのような中、素晴らしい本に出会いました。
最近になって特に通うのが好きな図書館でばったりと。

ここ数週間のレッスンでは、この本をご紹介させていただき
特に伝わりやすい章の部分を読ませていただいています。
すると、今までずっとレッスンをされてこられた皆さんには
ヴォイストレーニングと歌うこととの違いが
面白いように伝わっていくのがわかります。

もう皆さんは、今までのレッスンでしっかりと
体験済みのことだからです。

だから、体験って素晴らしい!
表現力のある文章って素晴らしい!

この本の著者、『内田樹』先生の言葉を借りれば
知性のある身体を、皆さんと感じ、表現し、考え、言語化する楽しみを
共有させていただいているのです。

ああ、そういうことか!という相互間の
「共感できる」というコミュニケーション。
この感動は何ものにも替えられません。

だから、音楽することも、歌うことも
自己表現することもやめらませんっ!!笑

表現すること、コミュニケーションについて考えたり
感じたりしたい方に、特にお勧めする著書です。

死と身体 コミュニケーションの磁場(内田樹著)

ご自身の身体と知性と感性で、読書を楽しんでみてください♪

追伸 図書館でこの本に出会ったわたしですが、
   けっきょくAmazonで購入しました。
   手元に置いておきたいほどの本なのですね。
   ちなみに今、在庫切れだそうで中古本を購入させていただきました^^

2011.06.27 | 声について想う

ゆっくりしています

最近長いお休みをいただいているような気持ちで
毎日を過ごしています。

先月で大阪YMCAでの講義を一旦卒業させていただいたことで
少し時間にゆとりができました。

今は音楽教室の運営と音楽活動、そして文章を書くことと週に一度の英会話、
出かけたことのない街をぶらぶらしては美味しいものをいただいたり、
公園に出かけては自然と触れ合う時間も楽しんでいます。

今まであえてあまり考えないようにしてきたことや
ふと感じる疑問に答えてくれそうな本をたくさん読んだり、
ずっと関心のあった人の情報に触れたり、
ふとしたことで持ち上がった話に乗ってみたりと
すべて時間があればこその楽しみです。

書いていて、今までもずっとそうしてきたのでは...?
とも思ったのですが、少し違うようです。
それは、計画を立ててそのとおりに実行するということと、
あえて計画を持たず、今内側から求めていることや
外からやってきた偶然を迎えるほうを選ぶということの
違いだと思っています。

社会人として働いてきて、今までを振り返ったとき
今のこの時期は、まるで秋のような気がしています。
そう、収穫の秋です。
なにもかもが活発に働く夏が過ぎ、今はのんびりと
目の前の秋を味わっています。

昔からの友人にはよく、
ずっと泳いでいないと死んでしまう魚みたいな人
という表現をされてきたわたしですが、
こんなわたしにも、こんなご褒美のような季節がやってきてくれました。

実家の田んぼでよくお昼寝したことを思い出します。
乾いた藁の上でのお昼寝は、それはそれは気持ちがいいんです。
あの頃のように、何も考えず、
ただ秋のすじ雲がなびく空を眺めながら、ゆっくり、ゆっくりと
人生の秋を楽しもうと思います。

2011.06.09 | 日常

詩を書いてみる

詩を書く習慣は、とてもいいように思えます。
こんなの詩じゃないかな、と自分で判断してしまうのではなく
これがわたしの詩だ!と思って、好きなように書けばいいのです。

だって、考えてみてください。
自分のほんとうに自由になるものが
どれだけあなたの周りにあるのかを。

人は自分の思い通りにはならず、
自然も自分の思い通りにはならず。

でも、ほんとうは、ほんとうのところは、
なんでもほんとうは自分の思いどおりになるんだってことが
詩を書くと見えてくるのです。
わかってくるのです。

詩を書くという行為は、書き手の中に
燃えるようななにかがなければ生まれませんよね。

あるいは恋心を燃やして、
あるいは生きる力を燃やしては
たくさんの詩が生まれるのだなぁと思います。
   
さて、わたしはこれから、どんな詩を書き、
どんな歌を歌っていくのでしょう。
みなさんの才能に感化され、これからの自分も楽しみにさせていただいております。

2011.05.15 | 声について想う

たのしい音楽教室のコンピレーションアルバム

さて、今年初めてのプチ企画、
たのしい音楽教室のコンピレーションアルバムが
制作に入っております。

仰々しいものではなく、あくまで皆さんおひとりおひとりが
常日頃レッスンしている最中にレコーディングしてきた
テイクの中から一曲ずつ持ち寄って作られるものです。

もちろん、非売品の教室内での発表用作品となります。
それでも、半永久的に皆さんの手元に
「たのしい音楽教室みんなで作ったコンピレーションアルバム vol.1」
として残り、受け継がれてゆくわけです。

今回は、初めての企画でどうなるかわからないにも関わらず
たくさんの方が参加してくださいました。
現在のところ、二枚組にはなりそうです。

ほとんどの方が、いちばん新しいレコーディングテイクを選ばれました。
すばらしいっ!!!

そうです、いちばん新しい自分の歌が、
いちばん成長した自分であるということを
皆さん、よーくわかっていらっしゃいます。

毎回毎回のレッスンで、だれかに伝えようという気持ちと
今日の自己ベストを表現しようという新鮮な気持ちを
しっかりと持って臨んでいらっしゃるからこそだと思います。

皆さんには、こうした小さな成功体験をたくさん積んでいただき
歌から音楽へと、音楽から人生へと
豊かな心ある生活を送っていただきたいと
たのしい音楽教室スタッフ一同、心より応援させていただきます。

また秋には秋で、恒例の発表会ライブ'5thも
もちろん企画しております。
個性溢れる皆さんと一緒に
表現する楽しみと喜びを分かち合えることを
心より嬉しく思っております。

どうぞお楽しみに♪♪♪

2011.05.05 | 音楽のある生活

こんなときだからこそ、情熱を持って

Hikari new true0211.jpg
True Independence - Hikari Watari
True Independence - Hikari Watari

ほんとうの自由って何だろう?
心に生まれた問いについて考え、思い、紡いだアルバムです。

実は、このアルバムは、2011年3月11日にWorld Releaseされていました。
しばらく告知は控えていましたが、今こんなときだからこそ
情熱を持ってやれることを表現したいし、表現をたのしんでいる皆さんと
出会いたいと強く思いました。

このアルバムは、2009年11月にCDとして一度完成したものですが、
iTunes用にミックス、マスタリングをリメイクしました。
制作しているときは、自分でこしらえた後で思えばとるに足らないプレッシャーや
良いものを作りたいという欲で潰されそうになるのですが
やっぱり、どんな楽曲でも、作っておいてよかった、
産んで手放してよかった、そういつも感じさせてくれます。

表現し続けていくことで、ポジティブに自分を省みさせてくれるのです。
特に、わたし個人にとってこのアルバムは
"冬"を感じさせてくれる時間であったと思っています。

時間を短く感じたり、長く感じたり、あるいは静止しているように感じたり
できるアルバムになっています。
どうぞ、みなさんの時間の在り方、過ごし方をいろいろと楽しみながら
感じながら聴いていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

こんなときだからこそ、情熱を持って、ワクワクした気持ちで
みなさんとつながっていきたいです。
伸び伸びと表現する人、自分を思いきり楽しんでいる人と
心からつながっていきたいです。

2011.04.24 | 音楽のある生活


はじめまして。ヴォイストレーナーの亘理久佳乃(わたりひかり)です。
しっかり、楽しく、体で伝わるヴォイストレーニングを心がけています。
どうぞ、よろしくお願いいたします♪

Calender

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