大いなる陰謀
一昨日、今上映中の「大いなる陰謀」を観ました。
陰謀というタイトルから想像して、汚職事件に絡んだ人間模様の物語なのかなぁ、という軽い気持ちで臨みましたが、そういったエンターテイメント的要素は一切無く、観終わった後も、個々にしばらく考えさせられる重いテーマを含んだ作品になっていました。
個人的には「大いなる陰謀」という邦題よりも、原題の「LIONS for LAMBS」のほうが合っていて、より内容が伝わりやすいのではないかと思います。
それを証拠に、私の頭の中では、「ライオンになるのか?」「羊になるのか?」「それとも、ただの傍観者になるのか?」「それとも、ただの傍観者でいるのか?と問いかける教師になるのか?」「それとも、ライオンに巻かれるだけの表現者になるのか?」・・・という言葉がぐるぐると頭の中を巡っています(笑)
問いかけるのも問いかけないのも、答えを出すのも出さないのもそれぞれの自由ですが、考えさせられる要素を持った映画を個人的には好きなんだなぁ、と改めて思います。
結局、考えることが好きなんでしょうね(苦笑)
と、今ふと「大いなる陰謀」のオフィシャルサイト、イントロダクションを読んでみたら、こんな言葉が。
見終わった後、誰もが思わず自問自答してしまうだろう。
何のために立ち上がり、何のために戦い、何のために生き、何のために死ぬのかと。
うーん・・・まさに、これを考えさせられているんだな、と。
やっぱり、映画は観るものですね。
そういえば最近観た映画にロバート・デ・ニーロ監督・制作・主演の「グッド・シェパード」がありましたが、あの作品も観終わった後に考えさせられ、これまた結局は「グッド・シェパード」というタイトルに大きな意味があったという経験をしました。
作品のタイトルは、どうしても作品より先に頭に入ってくるので、先入観を持たずにはいられないのですが、後からなおさらタイトルについて考えさせられる映画はどれも見応えがあるように思います。
「大いなる陰謀」もそういった種類の作品です。ロバート・レッド・フォードが監督ですが、・・・あ、偶然にもロバートつながりですね。実は、「グッド・シェパード」がロバート・デ・ニーロ監督で、「大いなる陰謀」がロバート・レッドフォード監督なのだということさえ、今原稿を書いていて調べて初めて知りました。
どれだけ自分が先入観を排除しているか、ということですね(笑)
こういった発見も、実に面白いです。
なんだか理屈っぽい、私らしい(苦笑)文章になってしまいましたが、とりあえず、「大いなる陰謀」、生について自問自答したい方にはオススメです。
出演するロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズの演技も見所があり、それぞれの役者としてのイメージの逆をいくキャラクター作りが面白いです。
特に、大学教授役のロバート・レッドフォードが学生との面接の時間がきれ、最後に一言を伝えるシーン、そして、あのなんとも言えない表情がとても印象的でした。
わたし自身、もうしばらくは自問自答を楽しみたいと思います。
さて、次はどの映画を楽しもうかな♪
2008.04.25 | 映画鑑賞
