久佳乃Blog

みんな飛びたがっている、進撃の巨人編。

映画のワンシーンだったか、本当に誰かが言っていたのを聞いたのか、本や漫画で読んだのか、
それもすっかり忘れてしまいましたが、ある人が言ったその台詞だけが妙に心に響きました。

みんな、過酷な現実を生きている。
それぞれの悩みを抱えながら懸命に生きているんだ。
だから俺は、みんなが一瞬でも、そんな現実を忘れられるというのなら、何だってする。
何だってやってやりたいんだ。

普段なら、これはただの台詞、非現実の作り話、と思って聞き過ごしていたのですが、
最近のわたしにはなぜか、何かそこに大切な手がかりがあるというのか、
忘れた頃に自然とこの言葉を思い出す、ということをこの数日、何度も経験しています。

おそらく、どこかでわたしは、現実はそれほど厳しくない、汚くもない、冷たくもない。
そんな風に信じていたというか、そう思いたい願望が、
本当のことのように自分を信じさせていたという経緯が
子供の頃から今までの間のどこかにあったのでしょう。

だって、ニュースを見ればわかります。
世界中で、なんでこんなことが起きるの? と
素直に驚愕するような、素直に失望するような出来事は毎日いくらでもあるからです。

いつかどこかで認めないようにしていた現実を、
大人になったわたしは少しずつ認められるようになり、
認めた末、どう生きていくのかを自分に問うている...

今日はなんだかシリアスな内容になってしまいますが(進撃の巨人の影響かも)、
きっとわたしだけでなく、みんながどこかで過酷な現実をしっかりと認めていて、
食卓や会議や学校の教室で、そういった話題についてお互いの顔をしっかりと
見つめながら話し合うことはしなくても、
いつか気づいた末に、じゃあ自分はいったいどう生きていくの? という問いと、
ひとりひとりで闘っているのではないかと思うのです。

これがひとりで背負うにはあまりにも重たい問いで、どれだけ考えても、時間が過ぎても、
答えはなかなか出なかったりします。
ずっと向き合っていると頭がおかしくなるのも当然で、
だから、私たちはそこから逃げたくなるし、
むしろ、忘れることで生き長らえることができている。
忘れるという能力は、私たちを生かすためにあるのだと考えてもいいくらいです。

思えば、歌うことも、現実とは違う世界へと、みんなを導くものといえます。
いつだって支配されている重力のことを忘れて、
大空を飛びたいと願う人が太古の時代からたくさんいるのと同じように、
音楽を聴く人は、縦横無尽に高い音や低い音を移動する旋律を聴くことで、
空中を飛んでいるような感覚になる。

だからみんな、音楽を聴いてうっとりとする。
意識をどこかへ飛ばしているのです。

飛びたがっているみんなを、飛んでいるような気分にさせることに、
なぜかこれまで躊躇があった自分がいて、
なにか大きなことを見落としていたような気分になります。

あの人が言ったように、みんなが飛びたがっているのなら、わたしは何だってする。
何だってやってやりたい!と映画のヒロインのように言ってみたいですね。

聴く側の世界と違って、歌うほうは、いつだって現実を忘れてはならないわけですから、
そういうところで、精神的にも肉体的にもタフさが必要なんだなーって思います。


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それでは良いJune season(6月のシーズンを)!♪

2014.06.25 | 映画鑑賞

Let It Go 〜ありのままで...〜 の人気を考察してみました!

もうこの話題に触れるのは少々遅いくらいですが、テレビでも例えば芸人さんたちが
こぞってゼスチャーしながら歌まねをして笑いをとっていますから、
まだまだ「ありの〜ままの〜♪」の人気は続くのでしょう。

私がこの歌を初めて聴いたのは、2014年3月のアカデミー賞授賞式で生歌を披露した
イディナ•メンゼルのパフォーマンスでした。
彼女はブロードウェイのミュージカルスターとしてトニー賞も受賞している実力者です。
そのようなことも知らず、恭しくもカジュアルにステージを囲んでいるハリウッドスターたちに心を奪われながら、助演、主演、作品賞だけを楽しみに待っていたところ、
日本に上陸したばかりの『アナと雪の女王』の存在を知ります。
そこで、アメリカでもこの歌『Let It Go』が非常に人気を得ているということ、そして
今日はなんとこれから、劇中でこの歌を歌っているイディナ本人が
ステージで生パフォーマンスを聴かせてくれるという素晴らしいことが待っています!!
という、なんともアメリカ人らしい興奮したアナウンスが入り...、
前振りに加えてさらなる案内は続きます。
この歌は大変難しい歌で、生演奏で歌うことが大変難しいとされています。
果たしてどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか!
まだ一度も聴いたことのない歌でも、いったいどんな素晴らしい歌なのだろう、
どんな素敵な歌声なんだろう、と勝手に期待は膨らみながらも、
こんなにたくさんのハリウッドスター達の前で「今いちばん人気の歌」
「生演奏が聴けるなんて素晴らしい」をこんなに連呼されたら、
どんな歌手だってかなり尻込みしてしまうのではないか...と
まだ見ぬ歌い手の方に同情を感じ始めていました。

結果、彼女のパフォーマンスがどうだったかといえば、かなり緊張して映りました。
声は伸びず、声量もなく、体が固まってしまって呼吸が浅くなってしまっている感じで、
オリンピックと同じで、どれだけの実力者でも大舞台には魔物が棲んでいるというところでしょうか。(ジョン•トラボルタが名前を間違えて紹介してしまったというのが影響しているかどうかは置いておきまして...)
この曲のどこかどう子供達や女性達に人気があるのかが、全く掴めないほどだったのです。

とはいえ、イディナ•メンゼルは素晴らしい歌手です。
魅力のほど、実力のほどは、ぜひこちらの映像をご覧ください。

普段はあまり映画を観ているようには見えない友人知人がこぞって、
「アナと雪の女王、よかった〜!」という感想も聞きました。
それが全員、大人の女性だったので、何がそんなに女子のハートを掴むのかが気になり出しました。
本人に尋ねてみてもなかなか腑に落ちる理由に出会えず、
とにかく目の前で「ありの〜ままの〜♪」を歌うばかり(笑)
人が歌っているのを見るのは大好きなので、
このまま日本がイタリアのようになってしまえばいい〜♡
と冗談でも微笑ましく思っていたのですが、やっぱり「なぜ??」が気になります。

そんななか間もなくして、もれなくあちらこちらで松たか子さんの
『Let It Go』を聴くことになります。
はは〜ん、、と思いましたね。
これは流行るな♪と。

You Tubeを観て、さらに確信しました。(映画は観てないのです)
なるほど〜!♪と。

まず、私たち女子は「ありのまま」に飢えている!(笑)
ただこの「ありのまま」が難しくて、「ありのままの自分」の代わりに
表情豊かな雪の女王エルサを重ねるのではないか...というのが私の考察です。

映像を観ながら、松たか子さんバージョンを聴いていただければわかりますが、
これはもう歌っているエルサが歌の先生になっているんですよね。
ありのままっていうのはね、こうやって演出するものよ、って。

こうやって口を動かして、目を動かして、頬を上げて歌うの、
そうそう、肩から腕もこうやって、こうやって動かしながらね、
ここでかっこ好く決めたら、この間奏では氷の城が夜空高く聳え立つのを感じて...
「輝いていたい、もう決めたの」と歌いながら、眉間と目に力を宿して、
ティアラもいらない、髪も無造作でいいの、これでいいの、
と堂々と前進しながら映像の中ではドレスが変わっていき...
「ひかり〜♪」で両腕をばあっと大きく広げて、
「あびな〜が〜ら〜♪」のところで拳をくっと振りおとす。
「歩き出そう〜♪」でエルサはバルコニーでビクトリーポーズ!(カメラは引いていく)
最後はすっかり自信を取り戻したエルサがその溢れんばかりの自信を内に秘めた微笑みで
「すこ〜しも寒くないわっ」と語り終えて、長いドレスを翻し背中の後ろで扉が閉まる。

こーんな風に、歌唱表現、または表現演出の素晴らしい先生をしてくれているのが
映像の中のエルサなんだと。
映像と歌が見事にマッチしているから、みんなエルサ先生を観ながら安心して
伸び伸びと歌える。
そこに開放感と自由と自信を感じるから、これだけ流行っていて、この曲を歌いたい!
という女子たちが続出するのではないか、というのが私の考察です。

私もいつかエルサ先生を完全コピーして、ミュージカルスターのように歌ってみようかな〜♪
と思っています。ほんとかな...^^


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2014.06.08 | 声について想う

大切なことはいつもお腹に聴く。

大切なことは、いつも自分のお腹に聴きます。

頭でも胸でもお尻でもなく、
それはなぜかお腹なんです。

頭だと何かと間違えてしまって、
胸だと色々な感情と混ざり過ぎてしまって、
お尻からは...「ぷ」と可愛らしい音が鳴るだけ 笑

きっと、お腹には「自分の本当の声」が
詰まっているからなんだと思います。

生きた自分の本当の声が、
宿っているからなんだと思います。

これは私にとって、とても大切なこと、
しっかりと考えておきたいこと、
これからどう行動していくのか、決めておきたいこと。

そんなとき、まずはゆったりと落ち着いて座ります。
そして、耳を澄ませます。

耳を澄ませると、さっきまで意識しなかった
色々な音が聴こえてきます。

自分のする呼吸の音、鼓動の音、自分を取り巻く環境の音...、
それに、自分の頭の中で話している声まで聴こえてきます。

この後、洗濯物を干さなきゃ。
あ、あのメール、返信したっけ?

頭はいつも何かを考えてばかりで、
本当に私が知りたいことは教えてくれません。

そこで、できるだけ、頭の中の会話を聞き流してゆきます。
そう、もう心を傾けて聴くことを止めます。

すると、いつの間にか、頭の中の声は
ただの川の流れのように感じられるようになります。
聞こえるというよりも、ただ感じているだけになってきます。

このとき、体からの悲鳴が上がるとちょっと困ります。
たとえば、こんな声です。

足が痺れてきた...。
鼻が詰まって、うまく息が吸えないし、吐けない。
胃がもたれてるなぁ。

体の不調から響いてくる声も、頭の中の声と同じくらい大きく、
お腹に宿っているたしかな声を聴きとるには妨げになります。

そこで、体からの声がうるさいときは
すぐに解消してあげて、また耳を澄ませるか、
それでも鳴り止まないときは、一旦諦めて、また別の日にします。

ここで大切なポイントですが、
頭の中に気がかりなことがいっぱいあって、それぞれに強い執着があったり、
体に不調があって、なかなかその不調が改善されないままの状態では、
お腹にあるたしかな声を聴くことはできないということです。

耳を澄ませて、そこに静寂が訪れたとき、
お腹の奥底から不思議と本当の音が聴こえてきます。

本当の音、自分の本音がいっぱい聴ける人は、
何をやっても堂々として、後悔をしなくなります。
本当にやりたいことしかやらなくなりますし、
納得したうえで行動に出るので、最後までやり抜くか、
途中で方針を変えてやり抜くか、
あるいは中断したり、辞めたりするときも、
なぜそうするのかをお腹に聴いてから決断するので
結果をきちんと受け入れることができます。

お腹からやって来た声は、
ちゃんと飲み込めるようになっているのですね。

大切なことは、いつもお腹に聴く。

ぜひ、試してみてください。
私たちの知りたいことは、
お腹がちゃんと答えを持ってくれています。


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2014.06.05 | 声について想う

お尻と顔の関係。

今日は私の体、観察日記です。

毎日、元気に歌おうと思ったら、やっぱり人並み以上の健康が要りますね〜(しみじみ)
元気がないのに無理やりに歌ったりすると、声帯を痛めますし、
何より歌っても気持ちが良くないので、録音した自分の歌を聴いても、
いけてないな〜〜、ずどーーん、と落ち込むことになります。

だから、元気がないときは、すっぱりと歌わないか、
ちゃんとした準備体操とボイストレーニングをしてから歌うのがいいです。

どんなときも、歌える体と歌える心理状態を維持してきた結果、
私の体には「いいこと」がたくさん起きはじめました。
まずはこれも、これまで一緒にレッスンに励んできてくださった
仲間のみなさんのおかげです、ありがとうございます!

その中でも、今回お伝えしたいのは「お尻と顔の関係」についてです。
もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは私の体験談です。

二十代前半の頃のことです。
ある日、鏡で自分の顔を見た私は驚愕しました。
顔が老けちゃってる。がーーーーーんっ!

それはそれはショックでした。
これ以上、若くなることはないのは事実でしたし、さまざまな努力で
若返ることもできるなんてことも、まだよく知らないということもありました。
でも、なにより私がほしいのは自然な美しさです。
二十代には二十代らしさ、三十代には三十代らしさ、四十代には四十代らしさの
(まだまだ続く)美しさがあると信じていました。

でもこのときは、このままでは、私のほしい「キレイ」はない、
顔だけをどうすればいいとかそういう話ではない、と直感が教えてくれていました。

よくよく観察してみると、こういうことでした。

疲れが出ると、顔の左側に出る。
特に左目の瞼が落ち込んで、二重が大きくなってくる。

ウインクも、右目は自然とチャーミングにできるのに、
左目は顔全体がなんともシワクチャな感じになる。

ほうれい線が左のほうが深い。
笑うと右よりも左の頬のほうが上がりにくい。

などなど...、それからというもの、私の「顔の左側コンプレックス」が始まることになります。

写真のキメ顔は、ぜったい、右側を前に!という、その時だけ努力もしていましたが、
聞いたことがありませんか?
右側の顔は仮面をかぶった顔で、本当の顔は左側のほうだって。

私だって、本当の顔に自信を持ちたーーーーーい!
と思ったのはごく自然のことで、でもエステとか、美容関係に頼りなくない、
というのは私のわがままで。

さて、ここに終止符。が打たれたわけではありませんが、
この10年の間に朗報は訪れました。

それが、右のお尻を柔らかくすると、左の顔が引き締まってくる!
ということです。

厳密に言えば、右半身ということになるのかもしれませんが、私の場合は特に
疲れがあると強張りを感じるのが右の臀部、そして右足首(アキレス腱周り)です。

これまでは先天性の傾向もあり、股関節が固いのが人生の主流だったのですが、
これもまた10年の間に大きく改善され、まずはあぐらがかけるようになりました。
あぐらなんてかけて当たり前、と思われる方が大半だと思いますが、
ほんとうにかけなかったのです(汗)
こちらは「あぐらかけないコンプレックス」ですね(苦笑)

骨盤の歪みがなくなり、あぐらがかけるようになってからも右股関節には
違和感を覚えていたので、正しい重心の置き方から、筋肉の遣い方まで
毎日のトレーニングで少しずつ矯正してきました。

不思議というか、あたりまえというか、声もよくなるから不思議です。
だからついつい、シンメトリーフェチになっちゃう。。

よくなればよくなるほど、次の課題も見えてきて、
いよいよ今は、お尻に着手し始めたということです。
そしてこのお尻へのアプローチが、猛烈に顔に利きだしたということのご報告です。
ほんとうにまあ、嬉しいかぎりです。(^-^)

もしかして、右の背中半分をもっと柔らかくしたら、さらに好影響があるのかも?!と
またじっくり時間をかけて、体と向き合うことを楽しんでいきたいと思います。

脳は左右逆の手足を支配していることからも、

左の顔を元気にしたかったら右のお尻をマッサージ!!

ということで、みなさんもぜひお暇なときには、
このアプローチをトライしてみてください。♪


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2014.06.04 | 声について想う


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