久佳乃Blog

伝達力を診断してみる。

IMG_2978.JPG今、公開準備中のヴォイス•メソッドについて、内容をまとめていたことろ、
『あなたの「伝達力」診断!』(by All About)に出合いました。
簡単な質問に「イエス」「ノー」で答えていくもので、クリックひとつで
さくさくと次の質問へと進んでくれるので、思わず診断していただきました。

これまでのレッスンでも、たくさんの生徒さんに
表現力の大切さについて熱く伝えさせていただいてきたわたしにとって
診断の結果はちょっとドキドキするものでしたが、
今回のところは生涯現役!を守って...といったところでしょうか、
「伝達力上級者」をいただきました。ほっ。。

以下は診断結果です。

すばらしい!あなたは伝達力においてかなりレベルが高い人。
伝えるための発想の柔軟さと、謙虚さを併せもったすばらしい感性をお持ちです。
きちんと自分の想いが正しく理解されているかを確認することさえ忘れないようにすれば、
このまま高いレベルを維持することができるでしょう。おめでとうございます!

やはり、人は褒められると嬉しいものですね。^0^/
子どもに戻った気分です。

肝心なところも押さえてくださっていますね。
自分の想いが正しく相手に理解されているかを確認することを忘れない。
これは、一度、伝達力が身に付いたら大丈夫、
というわけではないことを教えてくれています。
コミュニケーションは常に生ものである、というわけですね。

よし!なかなかうまく言えたぞ、と思っても
相手の表情を見れば、ちょっと眉間に皺を寄せて、口もつむいでいる、
首もちょっと傾げている...。(もちろん、相手の方にもよりますが)
あれ?もしかして、わたしの言ったこと、伝わっていない?
もう少し言葉が必要なのかな?などと疑える余裕も大事だということです。

心に留めて、今後もますます伝達力を磨いていきたいと思います。

『あなたの「伝達力」診断!』を受けてみたいという方は、こちらへどうぞ。
http://allabout.co.jp/gm/gc/291898/

ちなみに今日の写真は、彼こそは伝達力のスーパーマスター、
アレクサンドル•デュマの『モンテ•クリスト伯』の文庫本です。

大好きな物語だそうで、ぜひ、読んでみて、と夫に薦められました。
わたしは今、一巻を読書中、彼は三巻を読書中です。
なぜこんなに差がついたのか...?笑
それは彼が、一巻を飛ばして二巻から読み始めたからです。
なんでも主人公が取り調べから投獄されるまでのシーンを
読みたくなかったのだそうです^^;面白いお方です。

最後に、先日観た『100分で名著』(NHK)でのこと。
大のモンテ•クリスト伯好き!という
作家の安部譲二さんがゲストで出て来られたときも、
安部さんの純粋で感性豊かな伝達力には、それはもう度肝を抜かれました!
このような方が大好きなわたくしでございます。^_^*

2013.03.30 | 読書

いかがお過ごしでしょうか?

3月11日が過ぎ、気がつけばもう一週間以上が経ちました。
皆さんはあれからいかがお過ごしでしたでしょうか。

"悲喜こもごも"という言葉をわたしは最近知ったのですが、
悲しいことと嬉しいことというのは"こもごも"としたもの、
表裏一体ということなのでしょうね。

今、こうして生きられている喜び、
大切な人たちと会ってお話をしたり、お茶をしたり、歌ったり、ピアノを弾いたり。
ほんとうの幸せを今ここに感じられます。

今目の前にいる人と、近くにいる人と、一緒に暮らす人と、一緒に働く人と...
いつまでもこうして、一緒にいられて幸せだなぁと
感じながら生活できるようになるのも、私たちの生活の中に
さまざまな悲しみがあるからでしょう。

悲しみが深ければ深いほど、喜びも深くなることを
時間と自然はいつも教えてくれます。

悲しいときは歌を歌うといいですよ^^♫

わたしはこれまでずっと、怒りや悲しみといった感情を
歌うことによって喜びや楽しみに代えてきました。

皆さんが普段、良い歌だなぁ...と聴いたり歌ったりしている歌も、
作者の怒りや悲しみが、音楽になることで
喜びや楽しみに浄化されいく歌がたくさんあると思います。

たとえば最近では、ある生徒さんが「千と千尋の神隠し」でも知られる
『いつも何度でも』(作詞/覚和歌子•作曲/木村弓)という歌を歌われているのですが、
その歌詞に改めてわたしははっとさせられました。

優しい歌声とともに響くこの歌の歌詞は
私たちをそっと優しく撫でてくれるお母さんの手のようです。

かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっとうたおう

悲しいなぁ、辛いなぁ、というときは我慢せず
そっと、そのくちびるで歌を口ずさんでみる。
悲しみが喜びに代わる瞬間が、そこにきっと、あるはずと信じて^_^♫

2013.03.19 | 音楽のある生活

パフュームという映画とフランツ•カフカという作家に学ぶ。

パフューム〜ある人殺しの物語〜という映画をご存知ですか?
2006年に製作された映画なのですが、数ヶ月前、初めてこの映画を観たのです。
それがもう久しぶりに衝撃的で。
村上春樹さんがフランツ•カフカ賞を受賞されたときのスピーチで
カフカが友人にあてた手紙の一節を引用されているのですがー
「本は自分の内部の凍った海を打ち砕く斧でなければならない」ー
まさにわたしの心はこの映画によって打ち砕かれたといってもいいほどの衝撃でした。

昨今いろいろなものを人に勧める気風が増えてきたように感じますが、
カフカの言葉を前提にするならば、何が自分の内部の凍った海を打ち砕くかはわからない。
言い換えれば、だれも自分の内部の凍った海を打ち砕くことはできないということです。
そもそも自分がそれを求めているかということもわからなければ、
求めているのであれば、自らが握った斧をなんの躊躇もなく力一杯強く振り下ろせなくてはならず、求めていないのであれば、だれも握ることのない斧は片隅に置かれたまま、凍った海は凍ったままということになります。

このパフュームという映画が、わたしにとって、なぜこれほどまでに衝撃的だったか?
わたし自身はまだ、その理由をはっきりと言葉にする術を
持っていないのではないかと思います。
朧げながらも言葉にしようとすれば、
それは五感の中で一番捉えにくく、原始的ともいえる
嗅覚をしっかりと捉えた映画だったから、ということだと思います。

人間臭いという言葉があるように、私たちはもしかして
自分の匂いをひたすら残したいという自分でも信じられないほど強く、
凍り付いたような願望があるのかもしれません。

果たしてわたしは生きている間に、どれだけの自分の匂いを残せるだろうか。
そんな強迫観念に苛まれ、
残すためにどれだけのことを成し得なければならないのだろうか。
とある人は猛烈に行動する。
そして、一体それはどれくらいの犠牲を払うことになるのだろうか。
と呆然となることもあるでしょう。

そんなことを考えているうちにふと、こんな質問に至りました。

そもそも匂いというものは自分一人だけの所有物だったのだろうか?

またパフュームという映画がわたしの内部をより深く砕き、
溶かそうとしてくれているような感覚になります。

砕かれるときはそれはもうガツーンっとした痛みを伴いますが、
溶けるときはなんとも気持ちがいいものですね^^
カフカもこの溶ける感覚を気持ちいいと感じていたのかも知れません。

パヒュームという映画、今こちらを読んでくださっている皆さんの
内部の凍った海を打ち砕くものになるかどうかはわかりません。
でも、もしも何かを感じる(お、これこそ嗅覚みたいなものですね^^)ことがあれば
いつか好きなときにご覧になってみてください。
そして一緒に「匂い」についてお話が出来るときがくれば、楽しいなぁと思います♫

2013.03.01 | 映画鑑賞


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