久佳乃Blog

歌を歌えば、複数の視点を意識するようになる

「やっぱり、複数の視点を持つことですよね」

先日、NHKの「仕事学のすすめ」でこのように仰っていたのが、
わたしも大好きな姜尚中さんです。

おこがましくも、姜さんの言葉がまるで自分の言葉のように思えるほど
同じようなことを強く思っているのですよね。

だれでも、人生を謳歌したい、創造的に楽しく、豊かに
いつも笑顔で自分らしく過ごしていたい、そう願うものです。

人生を心から豊かに過ごして生きたいなら、
そうです、複数の視点を持つことがとても大切になってきます。

複数の視点というのは、具体的にどういった視点でしょう?

あるコンサートの風景を思い出してみてください。

ステージの上で歌っている歌手、そして、
それを観て聴いて一緒に楽しんでいるファンの人たち。

ここで二つの視点がすでに生まれています。

歌い手(語り手)から見る景色と、聴き手から見る景色はまるで違うはずです。

そして、もう一つ、肝心な三つ目の視点があります。

それは、ステージの上で歌っている歌手と、一緒に楽しんでいるオーディエンスを
見ているもう一つの視点、

第三者(傍観者)の視点です。

コンサートの一部始終をとらえているカメラを想像していただくと
わかりやすいと思います。

テレビでコンサートを観ている私たちは、まさに
歌い手の視点でもなく、聴き手の視点でもない、
客観的な視点を持った視聴者です。

何かがその場で起こるとき、起きているときは
この三つの視点が必ずあるということをわかっていられれば
私たちはもっと上手にその場における立場を表現することができます。

歌手であれば、自分の立場だけでなく、聴き手の立場、
そして、もっと離れたところから観ている第三者の立場になってパフォーマンスができれば、
そのパフォーマンスは人を惹き付けるものになるでしょう。

姜さんが仰ったように、複数の視点を持つことは
簡単なことではないかもしれません。

でも、何か方法はあるはずです。

複数の視点を持つためにできることが
何か自分に合うものがあるはずです。

わたしはたまたま、それを歌を歌うという行為で手に入れました。

自分がいつまでも聴き手や傍観する立場では、得られないものです。

勇気を出して、ステージに上がったからこそ、ステージの上から見える景色があります。

もしも、皆さんが歌うことが好きで、音楽がお好きなら
歌うことで複数の視点を持つ努力をなさるなら、とても面白いことだし、
有意義な人生を送るための大きな味方を得ることになるでしょう。

そういって変化していかれたたくさんの生徒さんを目の当たりにして、
わたしが一番、興奮しているのかもしれません 笑

2012.06.18 | 声について想う

楽器で自分を遊ぼう♪

何か楽器でもやりたいなぁ〜、と思うことが
だれしも一度はあるかもしれません。

ピアノを弾いている人を見て、
あんな風に弾けたら楽しいだろうなぁ、とか
エレキギターのソロステージを見て、
あんな風に弾けたらカッコいいだろうなぁ、とか、
気持ち良さそうに歌っている人を見て、
あんな風に声を響かせたら気持ちがいいだろうなぁ、とか。

楽器を始めるにはまず、楽器を手に入れることから始まります。
そして、その楽器に合わせて手や指、身体が動くように
たゆまぬ努力と練習時間が必要です。

でも、努力したくないとか、練習したくないという人は
もしかして、それほど多くないのではないでしょうか。

なりたい自分に向かって、理想の自分に向かって努力することは
もしかしてとっても楽しいことじゃないでしょうか。

目標に向かって練習している間は、もしかして自分のことを
とっても好きになれるのではないでしょうか。

同じ生きるなら、楽しい時間を過ごしましょう。

なんでもいい、なにか楽器を手に入れてみたい、
自分の思う通りに演奏してみたいという方は
それが、声でも、ピアノでも、ギターでも、ベースでも、ドラムでも、パソコンでも、
思いっきり努力して、練習をとことん楽しんでみてください。

きっと、いつの間にか、最初に掲げた理想の自分や目標よりも
もっと特別なものやコトが見えてくると思います。

踊る阿呆に見る阿呆♪
同じ阿呆なら踊らにゃ、そん、そん♪

じゃないですが、同じところで足踏みをしているだけよりも
一歩踏み出して始めてみることに意義があると思います。

今日もヴォイストレーニングを受けに来られた生徒さんのお一人で、
この方は先日、入られたばかりの女性の方なのですが
こんな風におっしゃって帰っていかれました。

「わたし、もういい歳なんですけど
 こんなに面白いことがあったんですね!」

瞳をキラキラさせて楽しんでいるのを見て、わたしも幸せになりました。

ほんと、自分の身体を使って表現するのって、こんなに面白いんです。

人生、なにか一つくらい、楽器を演奏できるのも乙なものですよ♪

2012.06.03 | 音楽のある生活


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